OLD DIARY

過去ダイアリー

2007.09.10

常盤木学園 芸術鑑賞

芸術の秋。
芸術といえば「自由と芸術」の常盤木学園♪
ということで、常盤木学園では毎年芸術鑑賞を学校行事として行っているわけです。
今年の芸術鑑賞は劇団わらび座の公演による『義経-平泉の夢』を鑑賞しました。
(わらび座さんとはご縁があり、数年前もアテルイ(阿弖流爲)の公演でお世話になりました)

070910_01.JPG070910_02.JPG

生徒さんが授業を終えてぞくぞくと市民会館へ入ります。(・・・またカメラ慣れした人が・・・)

070910_03.JPG070910_04.JPG

お昼まで授業。その後昼食をはさんで終礼、清掃をこなしてから市民会館まで約3kmを徒歩または自転車で移動してきました。着席して点呼をうけます。

070910_05.JPG070910_06.JPG

いよいよ公演スタート!義経といえば、2005年のNHK大河ドラマ『義経』(義経役:滝沢秀明さん)が記憶に新しいところです。ですから生徒さんの食いつきも良好。

070910_07.JPG 070910_08.JPG 070910_09.JPG

生徒さんたち、釘付けです(カメラちょっと引き気味で)。
義経の物語をいまさらここで語る必要は無いかと思いますが、一般的には・・・
幼少の牛若丸→平治の乱で父・源義朝が敗北したために→鞍馬寺に預けられ→奥州平泉の藤原家(藤原秀衡)の庇護をうける→兄頼朝による平家打倒の挙兵に加わり功績→その後兄の承諾を得ず官位を受けて怒りを買う→再び奥州へ→秀衡の死後、秀衡の子・泰衡に攻められ衣川館で自刃して果てた
とされます。
ストーリーに忠実に、しかしわらび座さんならではの脚色が加わって観る者を飽きさせませんでした。戦いと平和、志を持って生きることの尊さなど、考えさせられる要素がちりばめられている一方で、事の流れを分かりやすく説明する部分もあり、義経の物語全般に詳しい人も、そうでない人も充分にお楽しみいただけます。

070910_11.JPG070910_12.JPG

そしてフィナーレです。場内からは大きな拍手喝采(本当に)が湧き起こりました。生徒さんたちに様々な感動が残ったと思います。芸術の秋にわらび座の『義経』、素晴らしかったです。皆様もぜひ!