９月４日(金)太白区楽楽楽ホールで第２５回音楽科演奏会が行われました。

音楽科は年間２回大きなコンサートを開催しています。

一つは４月下旬に行われる、オーディション合格者のみが出演できる「音楽科未来への翼」

（今年度は開催できませんでした。）

そしてもう一つが今回の「音楽科演奏会」です。

今年度多くの音楽科コンサートが開催中止になる中、ガイドラインにもとづいて様々な感染防止策を施しながら、ようやく開催できたコンサートです。

入場者の制限、入り口での検温・アルコール消毒、間引きされた客席。それでも音楽科の生徒にとって、観客のいるホールで演奏できることは大変貴重な機会になったと思います。

コンサートは３部構成で、１部はピアノ、トランペットの独奏、ドラムソロ、そして合唱でした。合唱は歌い手の間隔をあけ、そして全員マスクを着用して２曲歌いました（歌声を聴くと自然と違和感は消え、その響きの美しさに心を奪われました）。２部はピアノ独奏だけではなく、クラリネット、マリンバ、フルートの独奏も。３部はヴァイオリン独奏、ソプラノ独唱、ピアノ独奏、再びの合唱。４曲続いての合唱は構成もバリエーションに富んだもので、音楽科生の歌声が調和した、爽やかなハーモニーでした。

今後もすべてを中止にするのではなく、できる工夫と配慮をしながら、未来の演奏家たちの活躍の舞台を用意していきたいと思います。