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国際教養コース「日本文化研究」紹介

学校は今週から夏休みに入りました。

今週末から始まる夏期講習を前に、いったんクールダウンの期間を迎えています。

とはいっても本日は3年生の模試を実施したり、総合型選抜入試に向けた個別指導が盛んに行われています。

 

今回ご紹介するのは今年度から国際教養コースで始まった「日本文化研究」という授業です。

新学習指導要領施行に合わせて、本校では各科・コースで教育内容向上を目指し、さまざまな新しい取り組みが始まりました。

その一つが国際教養コースの「日本文化研究」です。

今年度は金曜日の4限から6限を連続授業に設定し、毎週外部から講師を招いて日本文化に関する体験、ワークショップを行っています。

風呂敷の包み方、のし袋の書き方、仙台七夕の吹き流しの歴史、雀踊り、お味噌の作り方など自文化に関係するテーマ設定をし、体験型の授業を実践しています。

 

また他コースが尾瀬自然学校に参加する中、国際教養コースは京都研修旅行に参加しました。西陣織の美術館に赴いたり、京都環境局の方から京都の観光政策について説明を受けたりしつつ、2日目には自己テーマの研修を行い、日本文化への理解を深める活動を実践。

 

そもそもなぜこのようなプログラムを取り入れたのか。

それは留学したときに現地の方から「日本てどんな国?」と質問を受けて、自分の言葉で返答できるようにするためです。

単に語学を学ぶだけではなく、世界で活躍をする人材を目指すのであれば、まず自分たちのことをしっかり語れるようになる。

他国の文化を理解するならば、まず自国の文化を知る必要がある。

国際教養コースは中長期の留学希望者が大半です。

留学体験が充実したものになるように前準備としてさまざまな体験を重ねています。

今後このような体験を積み重ねた生徒が海外に旅立ち、どのような成長を遂げて帰国するのか今から大変楽しみにしています。

以上、国際教養コースの新プログラム「日本文化研究」のご紹介でした。